会社概要

当社について

当社は本市の四条町で1962年に創業し、1968年に法人化したのですが、間もなく事業に適した広い用地を求めて現在の布市町に移転しました。創業当時は婦人服のボタンに代表されるような成形品づくりからスタートし、業態を広げるために樹脂の金型づくりも行うようになっていきました。

小さなボタンをかなりの多品種でサイズや色にバリエーションを持たせた製品づくりを行ったことで、手のひらサイズの複雑な成形品の金型をきめ細やかにつくれる技術を習得していくことができました。

創業後まもなくは日本の高度経済の波に乗って当社も成長し、ものをつくれば売れる時代であったために東南アジアへの輸出も積極的に行っていました。

現在は得意とする金型技術を活かしてキーホルダーや企業のノベルティーグッズ、イベントの記念品や髪飾り、大阪土産グッズなどを多品種小ロットからつくっています。当社製品は、ＯＥＭでは有名な国際的イベントや国内で定着した慣行行事、観光名所や自治体のノベルティグッズなどにも採用されています。

東大阪について

当社は小ロットからの注文にも生産から検品に至るまでの一連の工程は、このモノづくりのまち東大阪の工場で実施するという姿勢を忘れることなく真心を込めた製品づくりに打ち込んでいます。それが形に現れるような製品づくりを行っているため、新興国の安価な製品には絶対に負けないと自負しています。

実際に、品質が安定せず、ロットが多くない製品等の品質を高めるために当社に注文が入ることが多くなってきました。東大阪の企業の皆さんは気づいているかわかりませんが、発注先からメードインＪＡＰＡＮではなく、メードイン東大阪の表示をしてほしいという要望もありますので、東大阪の信頼性はひとつのブランドにまで発展したことを実感しています。当社は製品の付加価値を高める特殊印刷や、タグづくりに至るまでもほとんど市内の企業と連携して製品づくりを行っているんです。

市内にはいい技術を持った企業が沢山ありますので、連携することでまだまだ充分に海外製品とも勝負していけます。